これまでは21:9(2560×1080)のワイドタイプのモニタを利用していたのですが、様々な資料を表示しながら作業をするには少々手狭に感じることが増えてきていたところ、ふと立ち寄ったお店で格安で4Kモニタが販売されていたのでついつい買ってしまった話。
ここ数年はデジタル機器の購入はネットでの購入が当たり前になっていたのですが、所用でかほく市に行った帰り道に、ヤマダアウトレットかほく店になんとなく寄ってみたところ見つけてしまいました。
なんと、18,000円(税抜)
税込み価格でも19,800円!!(諭吉さん2人でお釣りがくる)
値札を見つけた時はどうせ展示品だったのを売ってしまいたいんだろうなくらいに思っていたのですが、その展示列の端に持ち帰り用として何台か積まれていました。
ただ、これまで見たことのないメーカーだったので、その場でネット価格だけでも調べられればとググってみると、Amazonで28,980円、価格.comの最安値でも25,700円。(新品で店頭価格の方が安いとは珍しい!)
もちろん失敗はしたくないですが、新品の4Kモニタでこの値段なら多少は我慢できるかなという気持ちで、購入を決断しレジへ。
※このまま中古買取店などに持っていったら一体いくらになるんでしょうかね
購入したモニターはこのようなスペックです。
販売元:株式会社アグレクション (外箱に記載 ホームページを見る限りは製品の企画と販売だけを行っているのでしょうか?)
ブランド名(?):DEED ※外箱や取説表紙に書かれているのでブランドでしょうか?それともメーカー名?
型番:DC-M2804K
以下、取説に書かれた仕様より
入力:DP 1系統(Ver.1.2)、HDMI 2系統(Ver.2.0対応:1系統、Ver.1.4対応:1系統)
パネル:TFT28型 TN液晶
画素ピッチ:0.16 x 0.16 mm
表示領域:620.93 x 341.28 mm
最大輝度:300cd/㎡
コントラスト:1000:1
アスペクト比:16:9
応答速度:5ms
視野角:水平:170° / 垂直:160°
表示色:1.073G (8 bits)
最大表示解像度:3840 x 2160 / 60Hz
ヘッドホン端子:3.5mm ステレオミニジャック
スピーカー出力:2W + 2W
消費電力:最大 60W、スタンバイ時 0.5W
その他:リモコン、DPケーブル付属、VESA 100 x 100対応(取り付けネジ付属)
保証:購入から1年
メインで使用しているSurface Pro 7で接続したところ、問題なく4K (3840 x 2160)として認識しました!
接続直後は自動でモニタの倍率が150%になってしまいましたが、ディスプレイの設定にて100%に調整。
どれくらい広くなったかの確認のためにExcelを起動してみると、これまで使っていた21:9のウルトラワイドでは拡大率100%で表示(上部にリボン表示、下部にタスクバー表示)した時には、縦30セルx横35セル(AIまで)だったのが、縦75セルx横52セル(AZまで)と表示できる情報量が一気に増えました。
※その後、文字が細すぎるので画面の拡大率を125%に変更し縦59セルx横42セル(APまで)となりましたが、十分な情報量です。
YouTubeで4Kの映像として公開されている画像を見ても、とりあえずは綺麗に見えました。(私自身、画質の評価の専門家ではありませんので、細かなことは分かりません)
また、液晶パネルがTN液晶ということでしたので、一般的に画角が狭いと言われていますので、画面の隅の方の色合いがどうかなと気になりましたが、画面からの最短距離が50cm程度くらいから見た場合では画面の隅の方がやはり少し黄色味がかった色になりますが、色調にシビアさが求められる仕事で使うわけではないので、まぁこんなもんかなという感じです。
モニタの設定では初期状態では、色設定の色温度が”暖色”という設定でしたので、こちらを”スタンダード”に変更するだけでも多少は気にならなくなると感じました。また、初期状態ではHDRがOFFになっていました。
まだまだ使い始めたばかりですが、私の場合、特価で2万円を切った4Kモニタで、ドット抜けがなかったというのはやはりお買い得でした。
ウィンドウをいくつも開いて作業を行う人にはやはり4Kモニタというのは便利に感じるものだと思いますので、とにかくコスパを重視!という人にはいいかもしれません。
ただ、やはりパネルの性質上、色味が気になる人やデザインの仕事をしている人には不向きな製品だとも思います。
もしこの先不具合などが出ましたら、随時こちらの投稿を更新したいと思います。
※2022.3.21項目の色合い変更