在宅ワークでのオンライン会議などの増加により、Webカメラが必要になった方の中には、iVCamを利用している人もいると思います。
※Webカメラの需要が急拡大した(中国の生産が止まっているとかもあるのかもしれませんが)ので、Webカメラの価格の高騰および入手困難なため、スマホのカメラを利用している人が多いかもしれませんね。
このページを見ている人はiVCamというアプリがどのようなものかすでにご存知と思いますので、その点は取り上げません。
「Wi-Fiでの接続は問題なくできるのに、USB接続できない!!」という方向けの内容です。
このページの内容はAndroidの設定を開発者用に変更する必要があります。
この設定変更は自己責任で行ってください。
PC:
Surface Pro 7 (Windows 10 Home 64bit Ver.1909)
Android端末:
SONY Xperia XZ3 (ソフトバンク版、Android Ver. 10) iVCam有料版適用済み
Asus ZenPad 3 8.0(simフリー版、Android Ver. 7) iVCam無料版
XperiaもZenPadもどちらでも同じ作業で対応できることを確認していますが、以降記載している画像はすべてXperia XZ3のものです。
上記にも書きましたが、開発者モードへの変更は自己責任で変更してください。
まず、設定アプリを起動して一番下にあるデバイス情報に入ります。
下図赤枠内のビルド番号の部分を続けて7回タップします。
※3回タップした段階で、半透明のメッセージが表示されますので、そのまま続けてください。
7回タップすると、メッセージの内容が開発者モードになったことを示すものに変わります。
開発者モードになったら一つ上の階層へ戻り、“システム”へ移動します。
“システム”を開くと、[詳細設定]に“開発者オプション”と表示されているはずなので、[詳細設定]を開き、“開発者向けオプション”を開きます。
下方にある、“USBデバッグ”の項目をタップして有効化する
ここまで実行した後に、PCへUSBケーブルを用いて接続してください。
PCへ接続すると自動的にドライバがインストールされます。
もしドライバがインストールされないようでしたら、下記サイトから対象機器を探して、ドライバをインストールしてください。 (メーカーごとのサイトに移動するのでそこからさらに対象機器のドライバを探してください)
OEM USB ドライバのインストール
すると、Andoroid端末にアクセスの許可を求めるメッセージが表示されるので、[許可]を選択します。
※Androidのバージョンによっては接続の種類を選択するメッセージが表示されます。
その場合は、MTPモード(ファイル転送モード)を選択してください。
ドライバがインストールされた状態でWindows側のiVCamが起動すると、Android端末側で下図のようにUSBデバッグの許可を求めるメッセージが表示されるので、[許可]を選択してください。
これでようやくiVCamをUSB接続で利用できるようにります。
(私の環境ではXperia,ZenPadともに同じ手順で利用できることを確認できました)
セキュリティ面が気になる場合は、利用後に開発者モードをOFFにすることが望ましいかもしれません。
※私の環境では、Xperiaでは開発者モードをOFFに出来ましたが、ZenPadではOFFにすることが出来ませんでした。
開発者モードをOFFにするには、
[設定]アプリ→[システム]→詳細設定を開く→[開発者オプション]を開いて、[ON]のトグルをタップして[OFF]に変更します。
OFFに変更すると、[システム]の画面を開いても[開発者オプション]が表示されなくなります。
これから先もオンライン会議などの需要はあると思いますので、必要であればこのページの情報をご利用ください。